大変お久しぶりです・・・！

昨日で老年看護学が終わりました。老年看護学って言うのは、その名の通り高齢者の方々を看護することです。そのために、介護老人保健施設に行ってまいりました。
これで、今年の実習も残すところあと１つ・・・その前にちょっと小休止です。早いものでもう１２月かぁ・・・もう実習始まって３ヶ月もなっているなんてちょっとびっくり。時間が経つのは凄く早いですね。でも、あんまり自覚はしていないけれど、ちょっとは成長できたのかな？いろんな人と触れ合ってきました。辛いこともたくさんあったけれど、その分もらったものもたくさんあると思います。

今回実習していて思ったのは、思いは返ってくるということでした。
その人の傍にいて、その人を理解しようと頑張って、色んな思いを時間を共有して、その人を思う。その思いはきっとその人に伝わって、思いとなって返ってくる。
今回私に出来たことはとても少なかったと思います。それは私が学生で、未熟だったことも要因のひとつだと思います。技術的にも、精神的にも。
出来るのは、倒れないように見守ること、注意を促すこと、そしてもし倒れてしまったときは、力を振り絞って助け起こすこと。支えるなんてことは出来ないし、倒れそうなのをすかさず助け起こすことも出来ません。
でも、傍にいることは何が出来なくても出来ることで、そしてそれが大きな力になるってことを今回学んだ気がします。

今回、受け持たせていただいた方が、別れを惜しんで泣いてくださいました。泣きながら、握手をしてくださいました。握手を求めてくださったのは、そのときが初めてでした。
受け持ちではなかったけれど、仲良くさせていただいた方も、手紙をくれました。手紙で、笑顔がステキと言ってくれたことが、とても嬉しかったです。思わず、笑顔になってしまうくらいに。
普段セクハラまがいのいたずらばっかりで、にやけた顔といたずらっ子のような笑顔しか見せなかった人が、顔をくしゃくしゃにして泣いてくれました。
他にも、残念そうな顔をしてくれた方もいました。寂しそうな顔をしてくれた人もいました。手を振って見送ってくれた人もいました。
私が彼らに出来たことは一緒にいて、話をすることだけだったけれど、それでもこんなにたくさんの思いが返ってきました。
私はまだ学生で、技術も知識も精神面でも未熟で。それでもこれだけのことが出来るのなら、その未熟な面を補えたとき、どんな自分になれるんだろう。
それが楽しみで、理想で、頑張らなくちゃと思います。もっともっとたくさんのことが出来るように。

さーて、今日も頑張りますか。
貯めてた課題がいっぱいだぁ・・・|||