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Thu.01/25. 2007
写真は携帯から更新したんですが、ちょっとステキな経験だったのでこっちでも言いふらしてやろうと思って(爆)登場してみました。

今日は朝から病院、警察、消防が参加する災害救護訓練に看護学生として参加してきました。
内容は、災害が起きた想定で、傷病者のトリアージをしたり、救護所の中で処置をし、優先順位を決め、周囲の病院へ搬送するかという手順が上手く機能するかどうかを行っていました。
それに私たち学生は傷病者の役や、家族役、サポート係や担架班などの役回りで参加しました。

私の役は現場で倒れている傷病者役だったのですが、その前にトリアージの説明をしないといけませんかね。

トリアージとは、災害が起きたとき、その人の状態をみて、重症度別に色分けし、効率的に治療するための優先順位を決定することです。あくまでも私の見解ですが。症状の軽い人から緑、黄色、赤、黒、となります。緑はなんとか歩けるくらいに元気な人、黄色は動けないけど意識がある人、赤は重症で早く処置をしないと命の危険がある人、黒は残念ながらもう助からない人、です。処置は赤の人から順番に行われます。早く手当てしないと危険ですからね。

で、私は傷病者役で、トリアージでは赤の判定になる予定の重傷者役のはずだったんですが・・・

って判定されちゃいました☆

しかも2回やって2回とも。そうか、私は助からないのか、そうなのか・・・みたいな(笑)いや、訓練だから笑っていられますけど、きっと現場だと笑えないんだろうなって。もしその場にご家族の方がいらっしゃったら、息があるのに死亡判定されてしまったということになるんですから。そういう想定で医師が家族に説明をするのもあったんですが、見ていて泣きそうになりました・・・。家族も、そして医師も辛いと思います。
あとは見学とかだったんですが、すごかったです。特殊メイク(めちゃリアル・・・)をしたボランティアの人に医師が処置をして、搬送先の病院を手配して、実際に救急車が出動してきて運んでいったり、ヘリが近くに着陸してヘリを使って遠くの病院へ搬送されていったり・・・。とてもドキドキする訓練でした。

反省点はいろいろありましたが、東海大震災が心配されているので、もっともっと改善して、よりスムーズな救助をしていけるように頑張らないとなって思いました。

それにしてもこれが現実には起こって欲しくないですね・・・。
助けられる側も、助ける側も、辛いばっかりなんですもの。
一人でも多くの人を助けるために、誰かを見捨てるなんて、そんな痛いことは出来ません。それをやらなければならない状況というものは・・・来て欲しくないですね。切実に思います。

どんな場面に遭遇しても、思いやりの心だけは、忘れないようにしましょうね。
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